
#oily skin #Skin Problem
2023/12/05
脂性肌(オイリー肌)のスキンケア!オイリー肌になる4つの原因と改善方法
Topic
脂性肌のためのスキンケアのヒント:脂性肌の4つの原因とそれを改善する方法!

「肌のテカリや脂っぽさが気になる」というお悩みを持つ方は少なくありません。
これは、肌に必要な皮脂が過剰に分泌されることで起こります。
本来、皮脂は肌を守るために欠かせないものですが、過剰に分泌されると肌トラブルの原因になることもあります。
この記事では、脂性肌の基本的な特徴や原因、そして改善方法についてご紹介します。
さらに、メイクが崩れやすい、肌がテカリやすいといったお悩みに役立つスキンケアのポイントもお伝えします。
ぜひ参考にしてみてください!
脂性肌とは?

脂性肌とは、皮脂が過剰に分泌されている状態の肌を指します。
通常、皮脂は肌を乾燥から守るために欠かせないものですが、過剰に分泌されると、肌のバリア機能が低下しているサインとも考えられます。
つまり、肌が外部の刺激に弱くなっているため、皮脂によって守ろうとしている状態です。
脂性肌以外にも、さまざまな肌タイプがあります。自分の肌タイプを知り、適切なケアを行いましょう!
・普通肌:
水分と皮脂のバランスが良い
・脂性肌:
顔全体が皮脂でベタつきやすい
・混合肌:
部分的に乾燥(頬)し、Tゾーン(額・鼻・あご)は脂っぽい
・インナードライ(隠れ乾燥肌):
表面は脂っぽく見えるが、内部は乾燥している
・乾燥肌:
顔全体が乾燥しやすい
皮脂の過剰分泌は、「脂性肌」「混合肌」「インナードライ肌」の3つのタイプによって引き起こされます。
これらは見た目では判別が難しいですが、「肌がうるおっているかどうか」という点で、脂性肌は混合肌やインナードライ肌とは異なります。
乾燥がなく、常に顔が異常にテカりやすくベタつく場合は、脂性肌である可能性が高いといえます。
脂性肌の原因となる皮脂の過剰分泌を防ぐには、肌のバリア機能を整えることが大切です。
肌の状態は生まれつき決まっているわけではなく、生活習慣やスキンケア、季節の変化によっても変わります。
原因を理解し、適切なケアを続けることで、肌の状態が改善する可能性があります。
脂性肌に見られる一般的な悩み
「自分の肌は脂性肌なの?」と気になる方は、以下のような悩みが当てはまるかチェックしてみてください。
・特に鼻まわりを中心に顔全体がテカりやすい
・ニキビや吹き出物ができやすい
・皮脂が多いため、肌トラブルを繰り返しやすい
・妊娠をきっかけに肌質が変化し、脂性肌になった
・もともと脂性肌で、メイクが崩れやすい
・夏になるとさらに皮脂の分泌が増える
・無意識のうちに顔のニキビを触ってしまう
・胃の調子が悪かったりストレスを感じたりすると、肌荒れしやすい
脂性肌の悩みはさまざまですが、多くの方が過剰な皮脂分泌によるトラブルを抱えています。
顔のテカリや肌荒れ(大人ニキビ)といった肌そのものの悩みだけでなく、皮脂による間接的な影響でメイクが崩れやすくなることに悩む方も少なくありません。
また、妊娠を機に肌質が変わったと感じる方もいます。
前述のとおり、皮脂をただ取り除くだけのスキンケアでは、かえって肌の状態が悪化することもあります。
脂性肌の原因は人それぞれ異なるため、まずは自分の肌の状態や原因を理解し、それに合ったスキンケアを選ぶことが大切です。
脂性肌の4つの主な原因
脂性肌の原因は、大きく分けて以下の4つが考えられます。
原因1. 皮脂の除去しすぎ原因2. 保湿不足
原因3. ホルモンバランスの乱れ
原因4. 間違ったスキンケア習慣による肌の刺激
原因1. 皮脂の除去しすぎ
脂性肌の人は、皮脂による肌トラブルに敏感です。
そのため、「皮脂は悪いものだ」と考え、顔から取り除く必要があると考えがちです。
しかし、過剰に皮脂を取り除くことは、皮脂の分泌を増加させ、脂性肌を引き起こします。
過剰な皮脂は、顔を過度にテカらせたり、毛穴を詰まらせてニキビを引き起こしたりする原因になります。
また、皮脂には、肌バリアを維持し、外部の刺激から肌を守る重要な役割があります。
過剰に皮脂を除去すると、肌は自らを守るためにさらに皮脂を分泌し、悪循環が生じます。
さらに、テカリやべたつきに悩んでいる人の中には、適切な油取り紙を使っていない場合もあり、顔を強く擦りすぎることで皮脂の過剰分泌や肌の刺激を引き起こすことがあります。
原因2. 保湿不足
脂性肌の人は、肌が乾燥していることがあります。
肌バリア機能を強化するためには、角質層に十分な水分を与えることが重要です。
肌が乾燥していると、肌バリア機能が弱まり、外部の刺激に対して敏感になり、ニキビや湿疹などの肌トラブルを引き起こす原因となるため、適切な保湿が必要です。
脂性肌タイプは他の肌タイプよりも皮脂が多く分泌される傾向にありますが、それが保湿の必要性が少ないというわけではありません。
実際、肌が十分に保湿されていないと、肌は自然にその不足を補おうとし、さらに皮脂を分泌してしまうことがあります。
ですので、正しいスキンケア製品を使用して肌の水分を補うことが重要です。
原因3. ホルモンバランスの乱れ
女性の肌はホルモンバランスによって大きな影響を受けます。
例えば、思春期や生理の期間中、多くの女性が肌荒れに悩まされますが、これは皮脂分泌を促進するホルモンが活性化するためです。
本来必要のない皮脂が分泌され、顔がテカテカしてべたつきます。
これは一時的な脂性肌であり、約2週間ほどで肌は落ち着きますので、特にスキンケアを変える必要はありません。
しかし、脂性肌ではない人が「自分は脂性肌だ」と思い込み、脂性肌向けのスキンケアを始めてしまうことがあります。
もちろん、正しいスキンケア製品を使っていれば問題はありませんが、皮脂を取り除くケアを続けると、一時的な脂性肌が慢性的なものになってしまうことがあります。
思春期や生理中のホルモンバランスの乱れは避けられません。
そのため、脂性肌が一時的に現れる時期があることを理解し、慌てずに対応することが大切です。
また、女性ホルモンと男性ホルモンのバランスが崩れることによって脂性肌が引き起こされる場合もありますが、ホルモンバランスを保つために日々の生活習慣を見直すことが重要です。
原因4. 間違ったスキンケア習慣による肌の刺激
間違ったスキンケア習慣で肌をケアしていると、肌が刺激され、過剰な皮脂が分泌される原因となります。
次に、肌を刺激して皮脂分泌を増加させる可能性のある間違った日常習慣を見ていきましょう。
・1日に何度も顔を洗う
・熱いお湯で顔を洗う(冷たい水すぎる)
・クレンジングや洗顔の際に顔をゴシゴシこする
・頻繁にブロッティングペーパーを使う
・摩擦を引き起こすケア(ピーリングなど)を続ける
・紫外線から肌を守らない
もし上記の習慣を実践している場合、スキンケアが脂性肌の原因かもしれません。これらの習慣を見直し、正しいスキンケア方法に切り替えましょう。
脂性肌改善のためのスキンケアのポイント
以下の重要な点を参考にして、脂性肌を改善しましょう。
ポイント1. 皮脂を過剰に取り除かないこと
皮脂は肌を乾燥から守るバリアのような役割を果たしています。
過剰に皮脂を取り除くと、皮脂が過剰に分泌される原因となり、最終的には肌が乾燥してしまうことがあります。
もし、皮脂を取り除くスキンケアを使用しているなら、過剰に取り除かないスキンケアに切り替えることをお勧めします。
強い洗浄力を持つクレンジング剤やフェイスソープは、必要な皮脂まで取り除いてしまうことがあります。
例えば、過酸化ベンゾイルやサリチル酸、界面活性剤を含むスキンケア製品は避けた方が良いです。
また、オイルクレンジングよりもジェルタイプのクレンザーを使用することをお勧めします。
成分や洗浄が優しいものを選び、スキンケアは不要な皮脂だけを取り除くことを心掛けましょう。
ポイント2. 肌の刺激を防ぎ、バリア機能を維持する
皮脂分泌を減らすためには、肌のバリア機能を維持し、肌に刺激を与えないことが重要です。肌に摩擦を与えないよう、優しく触れるよう心掛けましょう。
例えば、クレンジングや洗顔、タオルで顔を拭く際は、摩擦が肌に刺激を与えやすいため、注意が必要です。
また、花粉やアレルギーで目の周りをかいたり擦ったりするのも肌に刺激を与えるため、避けるようにしましょう。
さらに、コットンパッドを使う際やローションを軽くパッティングする時、メイクをする際にスティックやチップを使う場合も、力を入れすぎると肌を傷つける可能性があります。
なるべく肌に触れることを避け、スキンケアやメイクの際は優しく触れるよう意識しましょう。
肌の状態は生まれつきのものだけでなく、生活習慣やスキンケア、季節などによって変化します。
これらの変化を理解し、正しいスキンケアを続けることで、肌の状態が改善する可能性があります。
ポイント3. 紫外線からの徹底的な保護
紫外線を浴びると、肌の水分量が減少し、乾燥を防ぐために過剰に皮脂が分泌される原因となります。
紫外線に継続的にさらされると、肌の質が悪化するだけでなく、さまざまな肌トラブルを引き起こすため、紫外線対策は年間を通じて徹底的に行うことが重要です。
紫外線は季節や天気に関係なく、日が出ている時には常に降り注いでいます。
たとえ数分であっても、わずかな紫外線でも肌にダメージを与える可能性があるため、日焼け止めを使うだけでなく、帽子や傘、サングラス、UVカットの衣服などで肌を守ることが大切です。
また、紫外線は窓ガラスを通して室内にも届くため、室内でも紫外線に注意を払いましょう。
脂性肌改善のための良い習慣
脂性肌を改善するには、良い習慣が欠かせません。スキンケア製品だけでなく、以下のような日々の習慣を意識することが大切です!
ポイント1. 十分な睡眠をとる
肌のコンディションを改善するためには、十分で質の良い睡眠をとることが大切です。
睡眠不足はホルモンバランスを崩し、それが皮脂の分泌バランスの乱れを引き起こします。
また、代謝を悪化させ、肌の水分と皮脂のバランスが崩れます。
睡眠は自律神経にも大きな影響を与え、全身の機能をコントロールし、交感神経と副交感神経のバランスを保っています。
睡眠不足になると、緊張状態を作り出す交感神経が常に優位になり、男性ホルモンが活性化されて皮脂が増加し、顔がテカテカしてべたつく肌になります。
睡眠習慣を整え、早寝早起きを心掛け、質の良い睡眠をとるよう努力しましょう。
ポイント2. 食生活の改善
肌のコンディションを改善するために、食生活や肌に良い栄養素を見直すこともおすすめです。
特に、脂性肌の人におすすめの栄養素は、ビタミンB1、B2、C、パントテン酸です。
・ビタミンB1:
糖質をエネルギーに変える働きを助け、疲労回復や神経機能の維持に役立つ栄養素です。
豚肉、ウナギ、納豆、ピーナッツ、玄米などに豊富に含まれています。特に豚肉は含有量が多く、効率的に摂取できます。
・ビタミンB2:
皮脂の分泌を調整する働きがあります。
これらはレバー、卵、乳製品、魚類などに多く含まれ、肌の健康をサポートするうえでも大切な栄養素です。
・ビタミンC:
肌細胞を酸化から守るため、肌のトラブル予防に役立ちます。
・パントテン酸:
エネルギー代謝に不可欠な栄養素で、ストレスを和らげるホルモンの合成にも関与しています。
これらの栄養素は、日々の食事に簡単に取り入れられる食品に含まれています。栄養バランスを考えながら、これらの栄養素を日常の食事に取り入れていきましょう。
ポイント3. 悪習慣の改善(喫煙と飲酒)
喫煙は皮脂の分泌を増加させる原因にもなります。
タバコの煙が肌表面に付着すると、肌はそれを有害と見なし、皮膚を守るために皮脂の分泌を刺激します。
また、アルコールの摂取も控えめにしましょう。
ビールやカクテルなどのアルコール飲料は糖分が高く、皮脂の過剰分泌を促進し、毛細血管を拡張させ、皮脂腺を刺激します。
そのため、飲酒や喫煙は控えめにし、体をリラックスさせるための習慣をつけるよう心がけましょう。
脂性肌におすすめのスキンケア商品
脂性肌の方は、べたつきすぎないスキンケア商品を選ぶのに迷うことが多いかもしれません。
そんな時には、クレンジングから栄養補給、UV対策まで、肌に必要なステップをカバーする「ドモホルンリンクル」のラインを使って、保湿と皮脂バランスを整えるスキンケアをおすすめします。
ポイント1. 「化粧落としジェル」はうるおいを守りながら不要な皮脂だけを落とします
脂性肌のケアでは、皮脂を落としすぎないことがとても重要です。過剰に皮脂を取り除いてしまうと、肌のうるおいまで失われ、乾燥や刺激の原因になってしまいます。
「化粧落としジェル」は、肌のうるおいを守りながら、余分な皮脂汚れをやさしく落とすジェルタイプのメイク落としです。
>>「化粧落としジェル」の詳細はこちら
ポイント2. 「保湿液」は、濃密なのに軽やかな使用感で、肌にたっぷりとうるおいを与えます。
「保湿液」は、化粧品のベース成分としてBG(ブチレングリコール)を使用しています。BGは比較的べたつきが少ない成分のため、皮脂やテカリが気になる脂性肌の方にもおすすめです。
さらに、厳選された21種類の天然保湿成分が絶妙なバランスで配合されており、しっかりとうるおいをキープします。
>>「保湿液」の詳細はこちら
ポイント3. 「保護乳液」は、うるおいを保ちながら皮脂バランスを整えます。
「保護乳液」には、皮脂の分泌を整える天然由来の成分が配合されています。
その一つである「山鹿オーガニックシルクパウダー」が余分な皮脂を吸着し、皮脂の分泌バランスを整えることで、化粧もちを良くします。
また、「ウチワサボテン」は、肌に本来多く含まれる成分と相性が良く、乾燥による皮脂の過剰分泌を防いで、理想的な皮脂バランスを保ちます。
>>「保護乳液」の詳細はこちら
1年間、根本から脂性肌対策を始めませんか?
脂性肌を改善するためには、肌のバリア機能を高めることが大切ですが、即効性のある対策だけでは皮脂の過剰分泌を止めることはできません。
根本的に脂性肌そのものをケアしたい場合は、少なくとも1年間は継続してお手入れを続けることが必要です。
時間はかかりますが、1年後にはきっと肌の変化を実感できるはずです。